2022年04月03日

発毛サロンの初回荒らしは存在する？

最初に結論から書きます。存在します。

ただ、初回荒らしと言っても脱毛サロンの様な「初回だけ回って脱毛を完了させよう」と言った悪質な初回荒らしはいないと言っても良いでしょう。

ありがちな初回だけの方は以下の様な方が多いです。

自分の頭皮の状態を知りたいだけのお試し感覚

薄毛だとは自覚をしているけど、そこまでじゃない方はお試し感覚で来る方も多いです。

カウンセラーから見ても、わざわざコースを勧める程じゃないですね。

これはお客様に問題がある訳ではなく、サロン側に問題があります。

初回のカウンセリングが無料だったり1,000円程の安い金額を設定していると、間口が広くなり新規の数も増えますがその分契約率も下がります。

直営サロンの「ゼウス発毛」では初回500円に設定していますが、やはり失脚率は高いです。

良ければ通う（コース契約）をする

本気で悩んでいるが、コストや効果等で比較検討をしたい方も新規荒らしとなってしまう可能性があります。

発毛サロンのネット上の見せ方はどこも共通しており「めちゃくちゃ安い！」と思わせる様な見せ方をします。

例えば「月々5000円」「大手サロンの3分の1」といった書き方です。

ただ、実際は月々5000円だけど60回払い、大手の3分の1だけど月に10万以上掛かる等の誇大広告が当たり前です。

その為、契約までいかないのです。

コラム：発毛サロンが「闇」と言われてしまう原因！コース料金がバカ高いのが元凶

競合店の競合調査

発毛サロンはこれからブームになっていくのではないかと予想されておりますので、これから開業を検討される方の調査で初回だけいく事はあると思います。

実際にゼウス発毛を立ち上げた最初の一人目のお客様は、近所でスーパースカルプ発毛センターをやっている方でした。

なんで分かったのかというと、初回予約をされる方は必ず名前で検索しているからです。

ゼウス発毛は初回500円なので、契約する気がないのに申し込まれるとゴリゴリに赤字になってしまうので、同業っぽい方は断っています。

適切な初回価格の料金設定は？

ここでは初回の料金設定について書いていきたいと思います。

適切な料金はオーナーの考え方によって違いますので、目安としてお考えください。

【0円～3,000円】兎に角新規を入れたい方向け

発毛サロンの中にはタダに違い形で初回料金を設定しているサロンも多いです。

これの意図としては、兎に角新規集客をして数打って契約につなげたいという考えがあります。

ゼウス発毛もそうです。

発毛サロンにくる新規のお客様は平均月3人と言われております。

コラム：発毛サロンの契約率は何％？新規来店は月間で何人ぐらい来るの？

そのぐらい認知がされていない業態なので、新規を入れる為に安くしているのですね。

ここで気を付けたいのが、0円と1円の差というのが物凄くある事です。

0円は本当にやる気が全く無い方の割合も多くあまりお勧めしませんが、1円でもお金を払うという意識ある方は、やる気はある方の割合が格段に増えます。

【3,000円～5,000円】バランス重視

このあたりの金額で初回を設定しているところは、良ければ契約するという意思の強い方が多いのでカウンセラー次第で契約が取れます。

ただし、新規の募集は減りますので、集客対策をしっかりとする必要があります。

減ると言っても、元々の月間平均来店人数が3人とかなので、1人とか2人とかになる話でそこまで気にする必要も無いかもしれません。

発毛サロンの初回料金はＡＢテストをして、バランスの良い金額に調整しよう！

新しくビジネスを始める時は誰もが何もわからない状態だと思います。

先に競合がやっていても地域性というのもあり、適切な料金とサービスというのは違ったりします。

なので、ＡＢテストをやって反応の良い方を採用していく様にすると、バランスの良い金額になると思います。

ABテストとは２つのものを比較するテストです。 「AパターンとBパターンではどちらがよいか」を比べるからABテストと呼ばれていると考えるとわかりやすいでしょう。 インターネットマーケティングでよく行われる手法で、サイトや広告のアクセス数や成約率などのデータを比較し、成果が出ているほうを採用します。
引用：ABテストとは? 仕組みと活用方法についてわかりやすく解説

初回だけで終わってしまうと、経費等で赤字になってしまうよりも「初回だけとかどういうつもりやねん！」と思って精神衛生上で負担となってしまう方もいると思います。

本来このような思考になるのはご法度ですが、契約が取れない事が続くとカウンセラーも人間ですからタダでやってもらって全然契約しないじゃん。となる可能性も大いにあります。

そういった意味でも初回料金を調整するのは悪い事ではありません。

発毛サロンの使命は髪の毛は生やす事なので、その目的が達成出来ればお金に糸目をつけない方も多いです。

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堀田　直義

代表 ： 株式会社じむや

「ゼウス発毛」「ヘッドミント」「日本ドライヘッドスパスクール協会」「株式会社じむや」4社の代表取締役社長 コンパクト起業を提唱、1人で経営した株式会社じむやを3年で年商7000万にし、その後年収5000万円を超える。ドライヘッドスパ専門店ヘッドミントを立ち上げ、2カ月で黒字にする。 その後、スクール事業やFC事業を展開し、発毛サロン「ゼウス発毛」を立ち上げる

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