2022年01月26日

発毛サロンのフランチャイズ加盟は辞めた方が良い？

発毛サロンを開業しようと思ったら「自分の看板で開業」「フランチャイズ加盟で開業」という2パターンの選択肢があります。

今回は発毛サロンのフランチャイズ加盟についてご紹介していきますが結論から書きます。

個人店にはおすすめしません。

あくまでも個人的になので、これからフランチャイズ加盟のメリット・デメリットを紹介していきます。

発毛サロンのフランチャイズ加盟のメリット

ここではメリットをご紹介していきます。

ハードルの高いホームケア製品を仕入れられる

「発毛サロンがおすすめするシャンプーや育毛剤は効果ある？」というコラムで詳しく書いていますが、発毛サロンの一番難しいところはホームケア製品の仕入れです。

発毛サロンでやれる事はたかが知れてますし、超高額薬剤を定価で買ってそれを使えば施術自体は別に何の問題もありません。ホームケアで利益を頂けば良いのです。

重要さで言えば、施術3割・ホームケア7割ぐらいですね。

発毛サロンで実際に渡しているホームケアを仕入れられるというのは、それだけでも価値のある事です。

コラム：発毛サロンがおすすめするシャンプーや育毛剤は効果ある？

ビフォーアフターの写真が使える

これも発毛サロンを０から開業しようとする時に難しい問題の一つです。

基本的に発毛サロンにはビフォーアフターの写真が絶対に必要となります。

ビフォーアフターの写真がないと説得力が欠けてしまい、契約率も大幅に落ちてしまいます。

しかも、発毛は機械を使えば生えてくるという訳ではなく、生活習慣・ストレス・ヘアケア製品等の原因によっても薄毛になるので、必ず生えるとは断言が出来ないのです。

また、脱毛やハイフの様に割とすぐに効果が実感できるものでもなく、最低3か月、通常半年ぐらいの実験が必要となります。

月々のロイヤリティが1万円ぐらい

店舗型のフランチャイズのロイヤリティというのは、加盟金よりも月々のロイヤリティのコストの方が高く付くのが普通ですが、発毛サロンでは月々1万円程、もしくは0円というのが当たり前です。

理由としては、薬剤等のコンスタントに卸す製品に上乗せしているという理由があります。

他にも理由がありますが、それはデメリットの方で説明します。

発毛サロンのフランチャイズ加盟のデメリット

ここではデメリットをご紹介していきます。

ロイヤリティが格安なのは本部に集客能力が無いから

先ほどメリットの部分でロイヤリティが格安と書きましたが、実はこれメリットの様に見えてデメリットの方が強いんです。

ここのデメリットを簡単に言ってしまえば、発毛サロンのフランチャイズで一番有名なところでも知名度も独自の集客システムも無く、全て加盟店任せなのです。

もちろん、発毛業界にいれば業界界隈で有名無名というのはありますので、あくまでも一般的に見てという部分になります。

店舗ビジネスのフランチャイズのメリットとして、ある程度一般的に有名というのがあります。
看板を貸すので、それだけでもかなり集客効果があるのでそういう場合は独自のシステムが無くても高いロイヤリティを頂けます。

逆に知名度が無くても独自のノウハウがある本部も同様ぐらいのロイヤリティは取れます。

弊社は「ドライヘッドスパ専門店ヘッドミント」のフランチャイズ展開をしておりますが、知名度は全国規模でなくてもホームページ～ＳＥＯ対策まで行い、サロンの施術以外のキャッシュポイントがあるという独自性で、差別化を図っています。

しかし、発毛本部にそれはありません。

現に私が発毛サロンをやる前に、ある発毛サロンのフランチャイズの説明を聞いたのですが「集客は自分でホームページを作ってブログやyoutubeを上げてください。」との事でした。

それで高いロイヤリティは取れませんので、安いのは当たり前ですね。

初期費用（加盟金や技術講習費等）が高い

こちらもフランチャイズをやるにあたって見積もりをみましたが、結構前の事なので正確ではありませんが確か400万円以上はしたと思います。

これは店舗取得費や内装等は全て別でです。

機械とかもあるので多少初期費用が高いのしょうがないですが、ほぼ同じ様な機械を弊社から仕入れたら100万円ぐらいで揃います。

技術研修費の部分も実際にやってみたら分かりますが、発毛サロンの施術に技術なんて全く必要無いです。
重要なのは知識ですが、当スクールだったら98,000円な訳ですからね。

発毛サロンのフランチャイズで成功しているのは、体感として20％以下です。

ぶっちゃけ自分で1から開業するのと変わらないと思っています。

まとめ！フランチャイズ加盟したら儲かるものでもない

ここまで発毛サロンのフランチャイズのメリット・デメリットを書いてきましたが、それぞれ特徴があります。

ただ、発毛サロンのフランチャイズ程メリットが薄い業界もそうそう無いと断言できます。

特に当協会の様に、格安で仕入れやコンサルティングをしてもらえるところが出てきてしまった為、ハードルだったら製品や機械の仕入れが容易になりました。

基本自社に不利になる事は言わないのが普通なので、フランチャイザーの話を良く聞いて自分で判断する事が大切です。

発毛育毛のスクール生募集・受講情報

堀田直義のyoutube

The following two tabs change content below.

• この記事を書いた人
• 最新の記事

堀田　直義

代表 ： 株式会社じむや

「ゼウス発毛」「ヘッドミント」「日本ドライヘッドスパスクール協会」「株式会社じむや」4社の代表取締役社長 コンパクト起業を提唱、1人で経営した株式会社じむやを3年で年商7000万にし、その後年収5000万円を超える。ドライヘッドスパ専門店ヘッドミントを立ち上げ、2カ月で黒字にする。 その後、スクール事業やFC事業を展開し、発毛サロン「ゼウス発毛」を立ち上げる

最新記事 by 堀田　直義 (全て見る)

• 卒業生300名突破！ - 2023年3月14日
• 発毛サロンのコア利用者の年齢層は？20代～30代の男性のお客様が一番多い！ - 2022年4月9日
• 発毛ビジネスで効果がある集客方法は「Instagram」と「youtube」。SEOはガチできつい - 2022年4月9日